カテゴリ:奈良( 5 )

故きを温ねる奈良旅⑤〜旅の締めくくりは...

私のとっておき、唐招提寺。

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完璧なまでにシメントリーな屋根が美しい金堂。

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好き過ぎて、肩に力が入ってしまい

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哀しいくらいにつまらない写真ばかり。

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好きな相手にうまくアプローチできないところ
昔から変わりません(笑)

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車窓越しの夕日に見送られて、奈良ともお別れ。
一泊ではあまりに短すぎる。

次は、春の吉野と宇陀とか...旅の妄想はつきません。。
by nori_chiku | 2011-10-29 09:49 | 奈良 | Comments(2)

故きを温ねる奈良旅④〜苔に癒される

奈良2日目。噂のカレに会うため、朝一番で興福寺へ。
カレ...阿修羅像、噂に違えず憂いを含んだ凛々しいお顔立ちをされていました。
アシュラーでしたっけ?空前の仏像ブームが起ったのも納得です。

ただ、修学旅行生で沸き返る あの感じはちょっとひいてしまうな。
やっぱりお寺は心静かに訪れたいもの。。

そういう意味ではまさに私の理想。
近鉄とバスを乗り継いでやって来た、秋篠寺。

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ご本堂に祀られる伎芸天像、優しげで艶やかな天女さまを拝んだあとは

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苔庭で癒される。

踏みしめたらきっとフカフカと気持ちよさそうな質感と
ちょっと褪せたような色合いが なんとも好みな苔の庭です。

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花のない季節に訪れたから 緑がより一層目にしみる。

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そして、とても静か。
ほかにも参拝客はいるのに、不思議と雑音を感じないのはどういうわけだろう。

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いいなぁ、ここ。
ずっと佇んでいたい誘惑に駆られますが
奈良に来たからには必ず訪れたいあの場所、私が一番好きなお寺めざして
先を急ぎます。
by nori_chiku | 2011-10-16 23:42 | 奈良 | Comments(6)

故きを温ねる奈良旅③〜春日大社とならまち

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高畑から向った先は春日大社。

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朱塗の回廊に緑青を帯びた釣灯籠のコントラストが鮮やかな春日大社は
欧米から来た方々にも人気が高い様子。

そんな外国人の一人に道を譲ってもらった母、ありがとうございますとお礼を言うと
どういたしましてと流暢な日本語の返答が。
「どういたしまして」という美しい日本語を耳にしたのはいつ以来かな。

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おびただしい数の釣灯籠

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節分と盆、年2回の万燈籠にはすべての灯籠に明かりが灯されるのだそうです。
さぞ幻想的な光景でしょうね。

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参道の脇に整然と並んだ石灯籠

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苔むした姿はまわりの木立と一帯となって森を成しているかのよう。

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“鹿みくじ”ひきました。母は中吉、私は小吉。
写真の鹿は母が選んだもの。本人曰く 切れ長の目が決め手だったとか(笑)

ちなみに私の運勢、“旅立;行(ゆ)きて吉”でした♪

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つづいて、ならまちへ。

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高畑と春日大社でのんびり過ごしてしまったので
たどり着いたのは夕暮れ時...

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あと10分で閉館の“ならまち格子の家”に飛び込んだりして
駆け足で回ってしまったのが心残り。

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ゆっくり歩いたら、もっとおもしろい発見があるだろうと予感させる町。

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時間がないながらも押さえるところはしっかり押さえました。

砂糖傳 増尾商店さんで“御門米飴(みかどこめあめ)”を購入。
美しい陶器の壺に入った琥珀色の水飴はここでしか買えない(お取り寄せはできます)。
そう聞くと多少重かろうとお持ち帰りしたくなります。

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奈良には銭湯が多いのでしょうか。
ならまちで2軒見つけた懐かしい煙突風景。
by nori_chiku | 2011-10-15 09:29 | 奈良 | Comments(6)

故きを温ねる奈良旅②〜文人たちが集った高畑へ

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お宿でチェックインを済ませるや、真っ先に向ったのはたかばたけ茶論
今度奈良を訪れることがあったら必ず行こうと決めていた場所です。

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洋画家中村一雄夫妻が自宅の庭を開放しカフェにしたのがちょうど30年前。
奈良のカフェのはしりだったんですよ、とオーナー夫人が話すのも頷けます。

白く塗られた木製の窓枠や、ところどころ塗装の剥げたテーブルなど
そこかしこに時の流れを感じ、文学の香り漂うお店なのですが


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唯一の誤算はお腹をすかせて出かけてしまったこと。

軽食はもちろんメニューに載っているケーキさえも今日はないと聞いて
少なからずダメージをうけた私たち。
お店で唯一の固形物だったクッキーをむさぼるように食べましたとも(笑)

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さわやかな季節だったのでテラス席でお茶をしても気持ちよかったでしょうね。
隣に建つオーナー夫妻自邸の洋館は、国の登録有形文化財に指定されているそう。

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さて、“たかばたけ茶論”の名前の由来は塀をはさんでお隣に...

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志賀直哉旧居
数寄屋造のお屋敷に書斎や茶室、ここまではよくある作家の居宅なのですが

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広々とした洋室のサンルーム、トップライト付き!

今でもモダン過ぎるくらいモダンな和洋折衷の邸宅を
昭和初期に自ら設計し、建てさせてしまったとは驚きです。

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多くの文人画家の集いの場となっていた志賀邸は
彼らの間で“高畑サロン”と呼ばれ、文化活動の核となっていたのだとか。

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当時の文化人たちに思いを馳せ、現代人のゆとりある場めざして誕生したカフェが
たかばたけ茶論だったのですね。

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志賀邸でサンルームに次いで気に入ったのが、2階の窓からの庭の眺め。

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母から、銀木犀が咲き誇る様子を写真に撮るように言われたけれど
木が高過ぎてこれが限界。。

なぜ銀木犀なのか 説明すると話が長くなるのでこの辺で。
by nori_chiku | 2011-10-11 01:41 | 奈良 | Comments(8)

故きを温ねる奈良旅①〜はじまりは奈良ホテルから

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母と奈良を訪れました。
母とのふたり旅は数えるほどなのに よほど縁があるのか奈良は二度目...

前回は約16年前、東大寺のお水取りを見ようと訪れたのでした。
当時まだ独身だった私は旅の最中、お付き合いしている人はいないのかと
母に直球で尋ねられ、大いにたじろいだことを覚えています(笑)

お宿は前回と同じ奈良ホテル
前回は新館でしたが、今回は憧れの本館に泊まりました。

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本館ロビー「桜の間」

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高い格天井にシックなシャンデリア、深紅の絨毯、
白いカバーがかけられたソファ...一つ一つにノスタルジックな風格が。

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ロビーに置かれているこちらのピアノ、
かのアインシュタイン博士が弾いたものなのだとか♪

皇族の常宿であるとともに、オードリー・ヘップバーンやチャップリンら
各国より賓客が訪れた奈良ホテルは、関西の迎賓館と呼ばれていたそうです。

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私たちの泊まった部屋の窓辺。
あまり広い部屋とは言えませんが、窓のデザインがロビーと同じなのがうれしい。

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スタンダードルームにもマントルピースが創業当時のまま残っています。
(残念ながら現在は使用できませんが...)

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夕食と朝食はメインダイニングルーム「三笠」で。
和洋折衷の極みと言うべき設えに100余年の歴史を感じます。

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極上のおもてなしととめどないお喋りに時間を忘れ、長居してしまった夕食。

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そして、圧巻だったのが朝ごはん。
茶粥定食、和定食、洋定食から、迷わず選んだプリフィクススタイルの洋定食。

粉砂糖たっぷりのフレンチトーストにときめきつつ
口福なひとときを過ごしました。
by nori_chiku | 2011-10-09 02:01 | 奈良 | Comments(10)


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